染革へのこだわりCOMMITMENT TO QUALITY
「長坂の革」の特徴 - 1
未知の工程に挑戦する
「他とは違う革をつくりたい」。わたしたちは、お客さまの希望を叶えるため、常識にとらわれない一工夫を重ねてきました。傷や虫刺されの跡が多く「製品化が難しい」といわれていたバングラデシュ産のヌメ革加工にもいち早く挑戦。加工技術に磨きをかけることでデメリットを転換し、お客さまに求められる革に仕上げています。
「長坂の革」の特徴 - 2
手間ひまを惜しまない
ナチュラルなヌメ革を革製品の素材にするには、8~10数工程の加工が必要です。お客さまの求める素材を生み出せるよう工程を組み、ヌメ革の性質や加工時の天候を見極めて作業にあたります。好みの多様化により、小ロット多品種が求められる時代。加工の精度をより高め、細かな気配りを大切に、お客さまのご希望に応えています。
「長坂の革」の特徴 - 3
本来の革の味わいを活かす
わたしたちが目指してきたのは「表情のある革づくり」。天然素材である革は、一枚一枚に個性があります。その質感に合わせ、染色、オイル、ワックス、こがし加工と多彩な技術を駆使して革本来の魅力を探ってきました。加工前の革を知り尽くしているからこそ、お客さまのつくりたいものにふさわしい革素材をご提案できます。
TIPS
環境にもやさしい植物タンニンなめし革
わたしたちが扱う革は、植物の樹皮などから抽出したタンニン(渋)を含んだ溶液に皮をじっくりと漬け込む「タンニンなめし」でつくられています。古代からの伝統的ななめし方で手間と時間はかかりますが、皮へ負担をかけにくいため、収縮が少なく出来上がりも堅牢。環境への負担も少なく、その価値があらためて見直されています。
BRAND
未来に残したい特別。
「葛飾レザー」
明治時代、浅草から本格化した皮革産業。歴史の流れとともに、周辺の下町へとひろがっていきました。しかし近年は廃業が相次ぎ、長年磨かれてきた技術が失われています。わたしたちは「愛着が湧く革」をつくってきた自負があります。この特別な革をつくり続けたい。お届けしたい。そんな想いで立ち上げるブランドです。
KATSUSHIKA LEATHER